舞台作りも 人のご縁も化学反応?!
先日 神奈川県立音楽堂で行われた「かながわの伝統文化の継承と創造プロジェクト実行委員会」主催「リ・古典」に、時々弊社の企画に登場していただいている尺八の藤原道山氏が出演するというので、
県庁の重鎮になっている友人に誘われ行ってきました。その折に 初めて25弦琴奏者の中井智弥さんを知り
その迫力が凄いのにびっくりでした。
神様が引き寄せてくださったのか、必然なのか、それからしばらくして中井さんとお話しする機会に恵まれ
今度弊社企画の泉ガーデンに出演して頂く事に、そしてその後「大人のライブ」にも出演して頂く事になりました。
昨日はその中井さんが代表を務めているJapan Traditional Arts Academy 略して「ジャパトラ」の舞台に伺いました。
どこかの能楽堂で行われた公演をDVDで見せてもらった時に 素晴らしいプロジェクトだと感動し
今回生のジャパトラを拝見できました。「八岐大蛇」ほか。
伝統和楽器(25弦琴・鼓・笛など)/日本画(墨彩画の映像)/語り(古典の語りや説明)で 今までにない新しい世界を解り易く作り上げていく。
それぞれに卓越した才能をもった演者が 楽しみながら練り上げて臨んでいる感じが強くとてもすがすがしいライブでした。
毎回 新作を作り上げていく意気込みと情熱は 日本の伝統が文学、音楽、絵画・・・何であれ秀逸の文化だという事を知らしめてくださるすごいエネルギーだと思いました。
琴の世界を無限に広げる挑戦をしているような25弦琴の中井智弥。
舌さんの迫力ある絵、
この時にはこの音でしょ!!という効果的な和楽器の音、
それに語りの面白さ。
今回が「八岐大蛇」 次回は「耳なし芳一」。
神話の世界や昔話が蘇って〜、というよりも昔教科書で習ったところで留まっている世界が
いきいきと面白い作品として刻まれていきます。
音楽と物語、絵(映像)、の化学反応がおこっていくと面白いですね。
そして 人の縁も化学反応で繋がっていくのですね〜!