雪の立春に想う
日本の今年の冬はとても厳しく、東京でも寒さが身にしみます。
NYも厳しい冬で イヤになるくらい雪が降っているようです。
私たちがNYに住んでいた1990年代は大雪が降ると家のドライブウェイの雪かきを
休校になった小学生や中学生が雪かき用の道具を持って「20ドルで雪かきしましょうか?」と
訪ねてくるのを待っていたものでした。
今では そんな風景もなくなっているようです。
ハドソン川が凍るほどの寒気、鼻毛が凍る、毛皮が必需品、耳当てが必要、、、
長い冬が早く終わってほしいと思ったものです。
まだ霜柱が立っている土から クロッカスや水仙の芽が覗き始めると春の気配を感じ
一斉に花が咲く本格的な美しい春がもうすぐと待ちわびるのですが、
4月の終わりから5月くらいがNYの最も綺麗な季節です。
昨日,東京は、雪の立春でした。
久しぶりに大学の先輩や後輩と八芳園の壺中庵でランチをいただきました。
素晴らしいお庭には紅白の梅が見事に咲き、先取りの春の食材を楽しみました。
食に季節感を盛り込むのは 和食ならではですよね。
昨夏クローズして生まれ変わった八芳園は、行き届いたおもてなしが徹底していて
日本に住んでいて幸せ!と思える 気持ちの良い一時でした。
先日伺った佐賀では 風に春のにおいがしていました。
キンカンを届けてくださった方、手作りパンを届けてくださった方、
ノリの唐揚げ、チャンポン、羊羹、、、、
季節と美味しいものとコンサートと人。。。。。
絡みが多いほど 思い出も相乗的に増え 想いも相乗的に増して行くような気がします。