アートは根気とこだわり

Yuko-Nakamura2013-04-16

一昨日 サントリーホール小原孝さんのリサイタルに行きました。
良い席が空いていなかったので2階の後ろの方に座ったのですが、
却って「さすがサントリーホール!」という事が改めて解って、
小原さんが15年振りにここでリサイタルをなさりたかったこだわりを理解できました。


自分で企画して、2年がかりでプログラムを組み、
実現させたその熱意が随所に現れていて感動したのと同時に
サントリーホールならではの美しい音にも感動しました。
大きなステージにポンと一台のピアノ。
それを 一寸緊張気味だけどラジオで慣れている甘いトークと意気込みを感じるトークを加えて、ピアノ独奏。 どれもステキでした。
誰もが知っているクラシックのピアニッシモが後ろの後ろまで響く・・・綺麗でした。
ポピュラーソングの小原流のアレンジもステキでした。
合唱団の歌声も サントリーホールならでは?!なのでしょう。 
第九やオケなど 何度も通っているホールですが
あの席で聴いたのははじめてで ゆったりと楽しみました。
お客様みんなが 柔らかな笑顔で満足されたのではないでしょうか?! 
サントリーホールでのコンサート企画してみたいものです。


その後 いい気分のままリッツカールトンの45階にある「祿」というアートギャラリーに!
アートギャラリーの持つ品の良さと友人の福岡美里さんの作品がマッチイング。
ほとんど完売に!
ずっと島根の工房にこもって作品を作り上げていく工程を 
FBに挙げていらしたのでどうしても作品を見たくて・・・・
季節柄 色々な色 大きさの福岡さん独自の兜なのですが 
それがどれもリンとしていて 温かく、横にある鯉のぼりがまた良い!
母親が作る優しさとこだわりが伝わってきました。


「アートは根気とこだわり」という昆虫写真家にお会いしました。
実は友人のご主人で そう言えば・・・名前聞いていなかったな〜〜!
それはそれは すごいこだわりと根気強さで作品としての写真を撮っていく。
驚きの現場、驚きの家の中、驚きの生活、の話を聞き、もってきてくれた作品を見せてもらい感動しました。
いきものを撮るって本当に大変な事なのですね。
彼は「眼があるものが好き。」だそうです。
眼はその個人を現す大きな要素。
クワガタの眼は 小さくて横にポッチってついていた。
蝉の眼はすごい!
今日は 眼のお化粧強くするか!!!