前向き「〜〜らしさ」

Yuko-Nakamura2012-05-07

ゴールデンウィークの5月4日NHK放送センターで行われた
「英語の歌で伝えよう!世界への“Thank you!”」には、酸欠になってしまうのではないかしら・・・と心配してしまうほど会場に人が溢れました。


このイベントを作り上げて行く経緯が大変に面白く、NHK World の「日本語で歌いましょう」のチームの柔軟な頭とエネルギーが素晴らしかったと思い返しています。企画の成功までの足取り・・・そこが私にとっては一番面白い所・・・
ちょっと紹介してしまいましょう!


*立ち上げ時:NHK Worldの眼鏡の似合う服部プロデューサーの頭の中には
1. 秦万里子指導力
2.「Heroes 2011,JAPAN」のメロディー
が 揺らがない根底にあったのだと 想像し確信しています。


*打ち合わせ初期:
もともと「日本語で歌いましょう」のラジオ番組のイベントということでスタートしたので、
この楽曲を日本語に訳して歌うとか、違う曲を歌うとか、・・・
議論しました。


*打ち合わせ2、3回目
「日本語で歌いましょう」の企画にこの曲をと言う事自体に無理がある・・・と 半ばあきらめておりましたが、
「「英語で歌いましょう」にすれば良いんだ!」というプロデューサーの一言で決定!!!
コーラス隊をつけたい希望を伝える。募集も一般にしてもらえないかとも・・・


*その後の打ち合わせ→スケジュール
各国アナウンサーたちのコーラス隊が可能→秦万里子が事前に2回教えに行く
仙台の子供一人→3名に。既に学校で歌っているので 指導いらない。
残りのコーラス隊をどうするか??→放送児童合唱団の子供たちを入れる。プロのコーラス団なので1回指導でOK
舞台の設置→30名のコーラス隊にはひな壇を!
ピアノがない→キーボードでOK
最後の最後にAKB48宮崎美穂さん参加決定


*当日:
朝から各国アナウンサー、児童合唱団、仙台の子供たちの歌の練習。
宮崎さんの歌の練習。
本番ぎりぎりまで続く.


NHK world RADIO JAPANが主催だからできた 
NHK world RADIO JAPANらしいすばらしいイベントになりました。
ここにも人との出会いとより良いものを作ろうとするガッツを感じ、
感謝の念でいっぱいです。


昨日見たドキュメンタリー映画「産まれる」には豪田トモ監督らしさが光っていました。映画の技法を使ったからこそ訴えられるテーマだなと感じました。
夜のライブ「夢幻華紋」については「らしい分厚いサウンド」で構成されていたが、ライブということをもう少し意識した方がより良くなるのではないかと、勝手に思って聴いていました。


現状や過去に固執する事で「〜〜らしさ」を現すのではなく、前をむいた所で、一歩前進した所でNYパワーハウスらしく、秦万里子らしく、わたくしらしく、
企画制作をして行きたいと 改めて感じています。