家政婦は見た 最終回

Yuko-Nakamura2012-03-06

きっと「よくやってくれている」とお思いになったからだと思いますが、
泊まり込みボランティア家政婦の私に、ご主人様や奥様から、
自由時間をいただきました。
サンフランシスコならではの有意義な時間の使い方をさせてもらいました。


散歩の折にふと眼に停まった通りの名前 Catfish St. やSwordfish St.
Cod St.面白い名前でございます。
日本語に訳しますと「ナマズ通り」「メカジキ通り」「たら通り」。
日本に港区鯖一丁目、名古屋市鯵3丁目、浜松市うなぎ2丁目・・・・とか 
あるのかな?など
想像を膨らませておりました所に、


日本のKさんから 友人がサンフランシスコのSwordfish Streetに住んでいるが近いか?というメールをいただきました。
「え?!あの?カジキ通り!!!」「すぐ近く!」
友人Kさんの『友達の輪』なら間違いなく良い人!!だから
これからアメリカで生きて行く奥様やご主人様に紹介しても良いし、
そんな事よりこれからの私の人生、家政婦だけではなく充実して行く為には
素敵な私個人のネットワークの確立が大切なのではないかと思ってSwordfish Streetに住んでいらっしゃるSさんをお訪ねしました。


想像通りのナイスカップルS夫妻。 
そこからM氏をご紹介いただき、
音楽好きでサンフランシスコ事情に詳しいM氏。
そして、M氏がサンフランシスコのジャズライブハウスYoshi’sのヨシさんをご存知でヨシさん宅を2週続けてお訪ねし、
曹洞宗アメリカ国際布教総督を務めた秋葉玄吾老師ともお会いでき、
ヨシさん宅で以前ニューヨークに住んでいたジャズシンガーTOCHIMARIさんとも再び繋がりました。
ジャズピアニストの長部正太さんとも ご縁ができました。


また奥様の良きアドバイザーの助産婦郁さんからは 
日本ならびに後進国でご活躍の産科医や
心を傾けて障害児治療をなさっている先生などを紹介していただきました。


こうなると「家政婦は見た」どころの話ではなく、
明日の帰国を前に いい感じでNYパワーハウス代表にシフトし、
今後の動きを面白くするギアーをどこで入れるかの決断の時が来そうな気がいたします。


しかし一方では お産の立ち会いまでした赤ちゃんと全てのお世話をさせていただいた奥様とお別れするのは本当に寂しいし、辛いですが、
また私の助けが必要な時にはお声がかかるでしょうから、
今回はこの辺で失礼させていただきます。
サンフランシスコの家政婦生活からいただいたものは 多大です。


サンフランシスコ滞在中 「家政婦は見た」シリーズを読んでくださった方ありがとうございました。
帰国いたしましたら、全力で仕事に向かって行きます。 
どうぞよろしくお願いいたします。