ドタバタの中にも

Yuko-Nakamura2010-12-20

このところ秦万里子のコンサートで『それでも来年はやってくる』という歌を
歌っていますが、本当に月日の経つのが早くて 訳が分からないうちに今年が終わってしまいそうです。


昨晩 大学の後輩でサンフランシスコでFREEMAN WINERYを経営しているすてきな女性に出会いました。
彼女の名前は アキコ フリーマン http://www.freemanwinery.com/people エレガントな女性でした。
彼女は 夢だったワイナリー経営を初め 7エーカーの畑にぶどうの苗を植え、収穫して、ワイン作りを
一手にやっています。今ではアメリカ全土と日本にも輸出できるようになったそうですが
それでも
『零細企業なので すべて自分でやっています。一日30時間あったらいいな!中村さんもそう思いませんか?』
と言われ
『本当にその通り!NYパワーハウスも零細企業なので 私も一日30時間欲しい!』
と意気投合しました。そこで意気投合というのはちょっと悲しいのですが、
アキコさんも頑張っている!と思えば 私も頑張れる!と妙に安心しました。


彼女の歴史を聞くと 人との出会いや人とのコミュニケーションを大事にし、自分を信じて
頑張っていらしたんだとつくづく感じました。すてきな出会いをいただいたので うれしく
大切にしていきたいと思いました。


ワインも品があっておいしく 日本ではいくつかの種類は成城イシイで買えるそうです。
ぜひお試しください。


12月10日に毎年恒例のジャネットと森下滋(ピアノ)のクリスマスライブを我が家で行い
狭いところですが33名の方にお集りいただき とても楽しい一時でした。
二人のコンビはずいぶん長く続けているので息もぴったりで
ジャネットの関西仕込みのトークも炸裂
森下君のピアノも今まで聴いた事がない雰囲気のアレンジがありすばらしく
大人のクリスマスを演出できました。


11日は前日の片付けでぐったりしていたところに
娘が慶応ニューヨーク校20周年パーティーの後、
夜8時頃同級生を全部で18名つれてきました。 
13年間すんでいたニューヨークでは 頻繁に大勢の人が出入りしていた我が家でしたので 
懐かしく、ちゃんと大人になっている娘の友達に会えたのは本当に感激でした。


12日は 弟の誕生日で久しぶりに実家の集まりがあり、
帰りにみんなで我が家によってくれました。
両親と弟の家族5名全員が揃ってきてくれるのは 何年ぶりでしょう。
甥っ子や姪っ子が成長している姿を見るのも 目を細めて笑顔がこぼれる瞬間です。


この三日間で58名の方が お越しになり
年を越せるか危ない老犬アブーに会ってくれた事、
もしかしてアブーが 自分の青春時代のニューヨークを懐かしんで 
お客様を呼んでいたのかもしれない
なんて思ったりしていました。


忙しさにまぎれて 後ろを見る暇もない状態ですが
今までの歴史が今の自分を作っている事は間違いないので
これから先を頑張るためにも
ドタバタの中に 懐かしがって昔を思い出す機会を作りたいと思いました。