卒業式 in NY

ふふふ!誰?

大学院に行っていた娘の卒業式に出席するために
NYに一週間来ています。
NYも異常気象で 
いつもなら早々と半そでシャツにサンダルで
外の風に吹かれてワインや食事を楽しむ季節なのに、
冬のように寒い!!!!!


卒業式に出席する事
切れていたNY州の運転免許証の更新、
Green Cardの問題で弁護士さんに会うこと
8月5日に予定しているNY在住の歌姫・セリナ・ミヤザキさんに会って打ち合わせをすること以外
どのように久しぶりのNYを過ごすかは 自分次第。
年とともに 時差ぼけのぼけ具合も まだらにやって来るようになったし、
なかなか自分次第といっても 脳と体が言う事聞いてくれなくなりました。


娘が御世話になった方にお会いして
お礼を言ったり、現在のNYの話など聞いたりしても
最も反応するのが健康の話!
右足のふくらはぎ肉離れ以来 足が弱くなった気がしていたところ
お医者様も推奨しているMBTの靴が 実際に使ってみて良かったと聞いたので
マンハッタンに3件しかないというお店を探して行きました。
一年前なら絶対買わなかったと思うスタイリッシュではない靴を
何の迷いも無く買い、その場ではいてマンハッタンを歩く・・・・
その行動に 自分自身 変わったなあ・・・と思いました。


しかし好奇心は衰えていませんよ!! NYで楽しむ事めいっぱいしてきました。
今年のトニー賞にノミネートされた
「MILLIOM DOLLAR QUARTET」をNY到着の夜に観ました。
エルビスプレスリージョニー・キャッシュジェリー・リー・ルイスカール・パーキンスという
1950年〜60年代に一世を風靡したアーティストが
1956年12月4日に一堂に会して・・という設定です。
知っている曲が次から次にでてきて、ミュージカルというよりはショーといった感じで
時差ぼけの人にはGood Choiceでした。


出演者が皆 顔も声も似ている上に演奏も歌も半端なくうまくて 
ジェリー・リー・ルイス役のLevi  Kreisのピアノは本当に素晴らしかったです。
アメリカのエンターテイメントをになっている人々の層の厚さを感じました。


MARIMARIが勧めてくれた「NEXT TO NORMAL」も観ました。
2009年のトニー賞ベスト主演女優賞を取ったAlice Riplyの迫真の演技と歌に
圧倒され 話の内容も細かい事はわから無いのですが、
演技力で理解ができ、自分も含めいろいろな人の境遇に内容が重なり 
涙が止まりませんでした。
終った後は 本当に多くの人が涙を流していました。
良いミュージカルでした。


娘の卒業式は グランドセントラル駅の上にあるホテルのボールルームで行われ、
スクリーンに映し出される式を見ていました。
女性のゲストスピーカー(国の仕事をしている偉い方でした・・・)が 
「親や友達のサポートのお陰でこの学校で学び、
必死に勉強したから卒業できるわけでその事はおめでたいが、
いろいろな事が起きている世の中で 
学んだ事を生かすのはこれからで スタートだ・・・・」と
素晴らしい話をしてくれました。さすがにスピーチが上手い!


娘の名前も呼ばれ、笑顔満面で檀上をうれしそうに歩き、
先生と握手をしてDiplomaを渡してもらったのがスクリーンに映し出されたときには
感動というよりは本当にうれしくなりました。
その後のパーティーでは 生徒や先生、親や友達たちが集いワイワイ!
みんなでハグしあったアメリカらしい底抜けに明るい謝恩会でした。


私も人生の中で何回か卒業式をしてきましたが、
ガウンを着る事は無かったので・・・・ふふふふ!
娘や娘の友達が勧めてくれたので 着てみました。
ははははは! 何の卒業でしょうか? これからがスタートでしょう!
がんばりま〜〜っす!!