寅年です!宜しくお願いいたします!

Yuko-Nakamura2010-01-16

2010年も明けて2週間以上経ってしまいました。
ちょっと寒いですが、それで文句を言ったら
他の地域の方々におこられてしまいそうなくらい
東京はとても穏やかな毎日が続いています。
富士山が美しく綺麗に見えています。


富士山といえば 江ノ島からの富士山があんなに綺麗だとは再認識いたしました。
7日に行った秦万里子の新企画「秦バスツアー」、晴天の下無事に終え
予想以上に楽しく成功した!!!と自負しております。
50名乗りの大型バスで廻るツアーですが
さすがに口から生まれて、小さい頃から白手袋をはめて練習に励んでいた
秦万里子のガイド振りが「板についた」以上「板に刺さった?!」感じでした。 
究極の脱日常贅沢秦バスツアー!!
どうしたらこの企画を広げて 続けて行けるか 頭をひねっております。


頭をひねると言えば 
年末年始は少しゆとりがあって
ぼ〜っと出来る時間がありました。
ぼ〜っとしている時間こそが 次への展開のエネルギーになったり
おもしろい企画のアイディアだったり
まじめな自分なりの理論だったり 
いままでの反省だったり
脳の中を見たくなるほど いろいろな事が浮かんできます。


それを言葉に出したり 文章に書いたりする前の段階で
自分の頭の中でグルグル考えている時が結構好きです。
それを具体的に実現していくに当たっては
摩擦を恐れずまずは秦万里子
大番頭のろこちゃんや新人スタッフの中村文などに伝え、
却下されたり 合意してもらったりして 実現への道を探っていきます。


摩擦を恐れずといえば、
お正月に日経新聞に日本の顔とも言える劇作家・演出家の野田秀樹さんが
「演劇の力を信じて」といインタビュー記事に登場していらっしゃいました。
そこで
「文化というのは極端に言えば摩擦の中からしか生まれないもので、
摩擦や衝突があり。時にそれが調和して何か新しいものができてくる。
きれいごとですませたり、わかったふりをしているだけでは駄目だ。
芝居を始めた頃の緊張感を取り戻したいため ロンドンで純粋な気持ちで
演劇にかかわっている。
演劇は一回性の芸術で再生不可能。現実の人生も再生不可能。〜〜」と
言うような内容が書いてありました。


尊敬する野田秀樹さんが言っている事は 日本と英国との文化混流についてで
とても壮大なテーマでしたが、
どんな小さなコンサートでも
文化を広めたい、深めたいと思っている人、
ライブにいらしてくださる方に答えなければいけない仕事をしている人
には 共通の指南ではないかと思いました。


2010年も 初心を忘れず摩擦を恐れず、一つ一つ丁寧に頑張りますので
宜しくお願いいたします。
年頭にあたり ちょっとまじめな中村裕子でした!ガオ〜〜〜!!