ハイ!がんばります!

とても仕事で忙しいのですが 
好きなことをする暇が無いかといえば
好きなことをする暇は作るものと思い
どうにかやりくりをして 好きなことも楽しんでいます。


ただ やらなくちゃいけないことをする暇は
どういうわけか なかったりして
人間って勝手なもの(ん?) 私って勝手?


好きなことの一つ スポーツ。 
自分の体の調子と集中力で
今日はよかったり、イマイチだったりで ストレス解消には
なっているようです。
ついつい張り切りすぎて、
次の日に膝が痛くなったりするのは
歳を感じますね・・・
歳を自覚するためには 大事なことなのかもしれませんが・・


歳に関係なく楽しめるのに 音楽、演劇などがあります。
もちろんこれは若い人の音楽なんじゃない?と思ったり
もうちょっと上の人向けの演劇なんじゃない?と思ったりするものも
ありますが そういう垣根をとっぱらって自分なりに楽しめるかどうかで
判断してみると 意外とどれも受け入れられたりして・・・
感動が広がります。


先日 娘に勧められてバホフォンドという 
エレクトロニカ・タンゴ」というジャンルのパイオニアのライブに行ってきました。
コンピューターが舞台に2台 
どの音を弾いているのか確認できないキーボードのようなもの
バイオリン、ベース、ドラム、キーボード、バンドネオン
それになんだか端っこで踊っていて時々歌に参加、
人の楽器のチューニングをしたりしている 普通のおじさん風の人。


はじめは馴染めませんでしたが、そのうちその不思議な音楽とリズムに
踊りだしたくなるような・・・こういうのが音楽の新しい動きなんだなあ・・・
と感じました。


次に初体験「Daialog in the Dark」のお話を・・・
眼が慣れることの無い暗闇・・・眼を開けていてもつぶっていても変わらない環境・・
そこの中を 視覚障害者が使っている白杖をもって 7人が一団となって
1時間くらい真っ暗闇を体験します。


中には川があったり、野原があったり、野菜が置いてあったり、ブランコに乗ったり、
バーでお酒をいただいたり、みんなと話したり、
健常者が決して普通では体験できない空間をお台場の未来館に人工的に作って
体験させてもらいました。 


おもしろい!
視覚が全く生きないので 最初はちょっと不安でしたが
そのうち人間が持っている視覚以外の感覚が
タツムリが殻から出てくるようにニュ〜ッとでてきて
聴覚と触覚と臭覚と味覚・・・のうち 聴覚と臭覚が
タツムリの角のように訓練しなくても鋭くなる!


それから触覚・・・むやみやたらに触るのは危険が伴うのですが、
徐々に触れてみたいという欲望が強くなる。
私にとっては野菜やコップなどのすでに概念のあるものを確認する作業には
あまり好奇心をそそられなかったのですが、
一緒にいった人たちの手の大きさや温度や湿度を感じる作業は
何とも言えない暖かさを感じました。


そしてあの空間でとても大事だと思ったことに
コミュニケーションがありました。
最後 真っ暗闇のバーで 飲み物(味覚)をいただきながら
(その日は残念!車で行っていたのでワインを飲めませんでした!)
一緒に入った人たちと20分くらい歓談します。


声のトーンやしゃべり方、話す内容をよく聞く事でどんな人なのかな?と
想像力を高めます。
自分の思っていること感じていることを素直に言葉に出さないと
相手には通じない。
コミュニケーション能力がとても必要な世界だと思いました。


この真っ暗闇の空間の常設館を作って より多くの方々に体験してもらいたいと
今 活動していらっしゃる方とお話ができました。
アイマスクをかけて視覚障害者の体験をするイベントはよくあるらしいのですが
それは健常者にとって不自由な体験をすることになるそうです。


そうではなくて この真っ暗闇の体験はもっともっと奥が深く、
人間にとって何が大事かを 心を開放して好奇心で体験できる素晴らしいものだと
思いました。
普段の生活で忘れていること、人間にとって大切なものは何か、
など もう一度考えさせてくれるチャンスでした。 


常設館ができるために何かのお役に立てられればいいのですが・・・
ブログに書くのがこんなに遅いと 展示も終っていますね!
う〜〜む! がんばって会う人会う人にこの体験はなします!
次の機会に 皆様行ってくださいね! 


次は 美輪明弘主演の「双頭の鷲」というお芝居を見せてもらったお話・・・
影アナで 「お咳をなさる方は周りの方の迷惑にならないように 口を押さえて
してください。・・・」といわれたのは 初体験でした。
そういわれると 咳がしたくなる・・・不思議です。
ハンカチで押さえてがんばりました!ン?何を? 咳? しないように?!


秦万里子のステージ・・・笑いが中心で泣けます 
テーマが重い演劇やミュージカル・・・泣けるけど途中必ず笑いがあります。
素晴らしい映画「おくりびと」・・・死や職業を扱ったテーマですが
終ってみるとなんだか笑ったところのシーンがよみがえってきます。
クラシック音楽・・・静に聴いていますが どこか心がうきうきしている感じが
あります。


など ここ数年鑑賞しているステージの中で
「双頭の鷲」は 3時間半の間 シーンとして、咳をしてはいけなくって、
一回も笑いが無い・・・・だけど、どんどん引き込まれていく凄い舞台でした。
美輪明弘のオーラって半端無い!凄い人なんだ!と思いました。 
彼(ン?彼女?)の他の舞台も見てみたいと 思いました。


他にもたくさん楽しませてもらっていますが
あまり長くなると・・・読んでもらえなくなるでしょ!
・・・それなら早く書け!・・・
ハイ、がんばります。


ん?何を? 咳しないように・・・! あは!