濃い一日

昨日は凄かった!!

朝一は、トゥーランドットの美しいメロディーで氷の上を大人な魅力たっぷり
に芸術的に踊り、日本に金メダルをプレゼントしてくれた荒川しずかに感動。
涙が止まりませんでした。


11時から世田谷で秦万里子さんのプライベートコンサートを
開催いたしました。
笑って、泣いて、元気をもらって、ストレス解消、・・・
と皆様が喜んでくださいました。
イムリーにトゥーランドットのピアノ独奏から始まり、
原田に捧げる歌(これが最高!!!!!)
そして彼女の感性からほとばしる面白い歌、泣ける歌。
回を重ねるたびに研ぎ澄まされて、
しかもその場の雰囲気をつかんだトーク
秦万里子は天才です!


午後からは ANOVIOのファーストアルバム“ENERGY"のトラックダウン。
高級なスピーカーから聴いても、
ラジカセから聴いても、
素敵に聞こえるように調整をしてくださるエンジニアー広兼さん。
何度聴いても胸がキューンとなるような曲、音色、
自然に体が動いてしまうリズム、
それを創り上げているのはもちろんANOVIO(森下滋真部裕)!
これまた天才たちです!


夜は オペラシティーコンサートホールで行われた
一噌幸弘 笛・幻想の旅 と題されたコンサートに
いってきました。
500年続いている一噌家の長男に生まれた幸弘さんが
能管を伝統だけに留めていられないほどの才能(一噌さんの場合本能のようにも
神からのお告げのようにも感じます)で西洋の楽曲を演奏し、
その上にありとあらゆる笛を演奏します。
昨日は一噌幸弘さんが率いるグループ(太田恵資・ヴァイオリン、吉野弘志・コントラバス)と
なんと東京フィルハーモニーの共演。
バッハや一噌さん作曲の組曲《笛ファンタジア》をオーケストラと一緒に
演奏しました。
その超絶技巧、エネルギー、そして作り出される音に圧倒されました。
アンコールなんて、バッハのヴァイオリン協奏曲を能管で演奏するのですよ。
アリエナイ!素晴らしかった!
現在の幸弘さんにとっては
笛を演奏することが息をする事と同じくらい無心に出来るのだろう・・・
ヴァレンボエムが指揮をしながらピアノ協奏曲を弾いてしまう時にピアノを弾くことは
体の動作の一部なんだろう・・・と感じたのと同じ感動を覚えました。
天才たちが無心で出来るようになるまでには、練習、鍛錬、精神的な成長、
人間的な成熟、など人の何倍も努力しているのでしょうね。


それで・・・それで・・・
その一噌幸弘グループが5月13日《土》2時から
あの美しい鎌倉女子大学二階堂学舎で演奏してくださるのですよ!!!
同大生涯学習センター公開講座として・・・といっても
いつものようにNYパワーハウスの企画コンサートで一般のお客様対象です。
御期待ください。もうすぐチラシも出来上がります。


合間に個人的ですが、アブーの散歩に行き、
途中で気分が悪くなりそうなくらい疲れた一日でしたが、すべてが終わってみると、
なんて凄い日だったのだろうという充実感でいっぱいになりました。
荒川しずかだけはTVを通しての感動でしたが、
他の天才たちとは関わらせてもらい、皆様に御紹介できるチャンスを頂いています。
これって、私も天才?!な〜〜〜ンちゃって。
怖いもの知らずの凡才だから出来る事ですね!