New York

Yuko-Nakamura2005-03-20

3月15日にNYから戻ってまいりまして、
時差ぼけ!!とか言っていられないわ!
と思いながらも、
さすがに14時間のフライトは、体も頭もシャンとなるには
時間がかかるようです。


世界をまたに駆けてお仕事をしていらっしゃる方は
時差の調整だけでもストレスフルな事だと、
ご自愛をお勧めいたします。


またまた信じられないくらい多くの方々のお陰で
大変に充実した、楽しいNY滞在になりました。


今回のように、黄金井脩さんのコンサートを開催する目的でNYを訪ねますと、
住んでいる時や遊びで訪ねているのとは何かが違います。
仕事だから当たり前!!といえば、そうなのでしょうが、
それを越えて、不思議な暖かい人間の繋がりのようなものを
感じました。


NYには、ミュージカル、演劇、オペラ、音楽会、ジャズ、バレエ、・・・・
ありとあらゆるエンターテイメントが溢れ、
それを紹介するためのポスターなどにもはっとするような
面白い絵画やデザインが溢れています。
町を歩いているだけでも、幸せな気分になります。
といいながらも・・・・目は “Sale”の看板を
探していたりするのですが・・・・ギャハハ!!


毎年、世界中の何万人もの観衆を魅了するNYのエンターテイメントの世界
今回2つミュージカルを見ましたが、
どちらもさすが!!  楽しみましたし、感動しました。
昔に比べると2倍近くに値上がりしているチケット代、
採算を取るのはなかなか大変で、色々な面で厳しい世界なのだろうと
想像しました。


そういう商業的なショービジネスだけではなく、
NYには多種多様な芸術を追及している人が集まっています。
地道にまじめに独自の芸術を追求しているアーティストを
バックアップしている方々に偶然といって良いほどの不思議なご縁で今回お会いでき、
その献身的な行動と意欲、前向きな考え方に啓発されました。


その方々も含め 
Christ and St.Stephen's Episcopal Church で開催した
”黄金井脩NYデビューコンサート”には
さむ〜〜〜い日にも拘らず約100名のお客様がいらしてくださいました。
古い教会に響くアコースティックなギターの音色と独特の歌声。
特に日本語で歌った“津軽のふるさと”、“ケセラ”には
国籍を問わず多くの方が感動していらっしゃいました。


教会でのコンサートも子供病院でのコンサートも
大きな商業的な力など何処にもありません。
人と人が知り合って理解しあって集った暖かい空気が流れ、
そこで演奏する黄金井さんの音楽を体や心に響かせて
“He has a natural charm." と、
ある人がアンケートに書いてくださったように、
彼の人間性を感じ取ってくださったのだと思っています。


改めて、ご協力いただきました皆様、
NewYorkerもびっくり!の寒さの中いらしてくださったお客様
本当にありがとうございました。
このご縁を大切にしていきたいと思っておりますので、
今後もよろしくお願いいたします!