みかん

都会の真中に住んでいる便利さは今の私にとっては何物にもかえられないのですが、
日常のお買い物だけは コストが掛かったり、新鮮なものが手に入りにくかったりで
不便を強いられています。


特に 果物好きの我が家の住人たちを満足させるためには
間違いのないお味のものを デパートなどで買い求める事が多いです。
超はつかないけれど 高級果物店でりんご4個に 伊予柑4個を袋に入れてもらって
電車に乗って買ってきます。
確かに 見た目がとても綺麗で 味も特上・間違いはありません。
それに冷蔵庫に入れておけば結構日持ちもします。
さすがだな〜〜と思いますが、それだけお金払っているからあったり前かぁ!


最近 お友達がプレゼントで瀬戸内海の高根島のおみかんを一箱送ってくださいました。
一昨日おばが九州から新種のジューシーというおみかんを一箱送ってくれました。
どちらも拘りの蜜柑園で殺虫剤を最小にしてみかんを丁寧に作り、 
皮でマーマレードを作るように・・・と勧めてくれるほど 安全にこだわったものです。


見た目が美しいとは決して言えません。
正直、千挽屋や林フルーツではお目にかかれないでしょう。
でも見た目イマイチの無農薬みかんの味は絶品、美味しいです。
みかん本来の味はこういうものなんだ・・・と思わせてくれます。


何年か前におばが送ってくれたアンコールという新種の不揃いのみかんが 
今では高級果物店に美しく箱に詰まって並んでいるのをみました。
蜜柑園の方々も 高級果物店に並ぶ美しくて味も絶品のみかんを作ることも
目標の一つにして
一生懸命努力されたんだろうなあと 感じました。


そんなみかんを味わいながら コンサートに似たものがある・・と
想いにふけりました。


4月15日には赤坂ブリッツで600人のホールが満席になった
秦万里子のコンサートをいたしました。
お忙しい中(お天気には恵まれラッキー)
お運びいただきました皆様 本当にありがとうございました。


わんさか・ワンサカ・アカサカサカスのライブハウスに主婦が集結!!
ありえない光景だったと思います。
コンサートの模様はいつもの東京近郊秦万里子ファンクラブ会長様のブログで
10日以上にわたって 書いてくださっています。ご覧下さい。 
http://plaza.rakuten.co.jp/amschwal/diary/20080415/



高級果物店に並ぶ果物のようでなければいけない(必ず満足していただく)ライブ!
プログラム選び、すべてのスタッフとの打ち合わせ、進行のタイミング・・・
衣装、音響、照明、映像、コーラス隊エプロンズ、CM収録、
など赤坂ブリッツならではの選りすぐった質を追求しました。
秦万里子自身は いくつかの約束事に注意を払いながらも 
彼女らしさをいたるところに自由に出して楽しんでいたとおもいました。
皆様満足していただけましたでしょか?!
素晴らしいコンサートだったと自負しちゃます!!



そして赤坂ブリッツから10日目の4月25日は原点に戻って、
無農薬の果物のようなガハガハコンサートを急遽いたしました。
2001年9月15日以来、年3,4回続けているコンサートです。
調律したピアノがあるだけ、マイクも無く、照明も無く、お客様は30人。
サロンコンサートだからできる楽曲やトークを交え、
秦万里子自身もお客様も 楽しみました。


この無農薬のコンサートをやってきたからこそ 赤坂ブリッツがあったのだし、
またこのコンサートをやり続けることによって 
高級果物店へ出すための改良をして質の良い見た目も輝くみかんを
作っていくのだ!と 感じました。


これからも すべてのコンサートを大事にしてがんばっていきます。
皆様宜しくお願いいたします。