お母さん って大事だね!

Yuko-Nakamura2007-06-23

上の娘を無事に嫁がせてから もう二週間経ってしまいました。
結婚式当日は、自分が100%花嫁の母にならせてもらっている時間と、
主人公である娘たちカップルが一番美しく輝いていてほしいと
仕事柄、式や宴の進行、照明、音楽が気になっている自分がいて
なかなかおもしろい一日でした。


できるだけ目立たないようにさりげなく母親役とステージマネージャー役を
こなしているつもりでしたが
しっかりそれを見破っている友人母子がいて
「何がおもしろいって いろいろ気にしている貴方を見ているのが
おもしろかった!」といわれたときには ビックリでした。
まだまだ修行が足りないですね。


ここ2週間のうちに 個人的なことでは人間ドックに入り健康診断をして、
二泊三日で大分に母と下の娘と女3代で行ってきました。
仕事として来月の一噌さんのコンサートのプロモーションもしてきましたが、
初めて大分を訪ねる娘にルーツを見せてあげるのが目的でとても楽しい
PRICELESSの時間でした。


先祖、親戚、仕事関係、友達など大分に培ってきたご縁を
たくさん感じることができたのが幸せでした。
それとともに、高崎山のサルの生態、
特にちょうどお産の時期で母と子の本能的な繋がりの強さを目の当たりにして
人間も動物の一種類なのだと強く思いました。
 

動物的には女として生まれた私の仕事は子育てで、
社会人に無事になってくれたところで一段落なのでしょう。
子育ての時期 それに没頭できた環境に感謝です。


今後は動物的には枯れていくのみなのでしょうが、 
ここからが他の動物と違う人間なのだから 
どう生きるかがまた問われるところなのでしょうね。
社会の一員と感じて生きていきたいなあ・・・と思います。
がんばろう!


おかあさん・・・として  という事を今日は
六本木ヒルズの美術館で行われている
「ねむの木学園」の企画で 強く感じ 感動しました。
園長の宮城まりこさんは生徒の皆さんにとっておかあさんです。
生徒たちのパーフォーマンス・合唱を聴いたのですが、
その生徒たちのまりこさんを一点に見つめている目が凄い!
心から信じきっている眼でした!


同じ人間として生まれたのに ハンディキャップを持っている子供たち・・・
その子達を大きなやさしさで戦いながら、何かで輝かせてあげようとしている
宮城まりこさんの志と実行力にはただただ頭が下がる思いです。
一体彼女はおいくつなのでしょう。
20年位前に静岡のねむの木学園を訪れた事がありますが
そのときに比べたら お年を召されたなあ・・・と感じました。
まりこさんにはいつまでも元気でいてほしく、
神様に彼女には大きなおまけの人生をあげてほしいと
心から願ってしまいます。