芸術の秋・・・

22日の日曜日は スーパーエキセントリックシアターの本公演に行ってきました。
“ミュージカルアクション・ヒップホップコメディー ナンバダ ワールドダンシング”
わーーー 全部カタカナで難しそうな題名ですね。
話は単純で分かりやすく、それでいて納得でき、おもしろ〜〜い!
ナンバ(同じ側の手と足を一緒に動かす)の動きを基に、
世界の音楽やリズムを取り入れた世界一周アクションミュージカルでした。
音楽監督サザンオールスターズの松田さん・・うーんさすがでした。


しかし中心は 三宅裕司さんや小倉久寛さんのコメディー。
大笑いしながら進んでいく舞台、凄いエネルギー、
座長としての三宅さんの統率力や責任感などを同年代だからかな?
感じてしまいます。
がんばっていってほしいです。


最後の幕の大道具と照明の色彩がとても素敵でした。


29日はサントリーホールの”音楽は世界をめぐる”というコンサートに行きました。
グローバルという旅行会社の40周年記念ガラコンサートでした。
グローバルの旅行は添乗員の質がとても良いという感想を両親が持っていたのと、
出演者がとても素晴らしいアーティストばかりなので
どうしても行きたいとおもい 当日券で入りました。


以前より聴いてみたいと思っていた天満敦子さんのヴァイオリンは圧巻でした。
望郷のバラード、ストラディヴァリウスの音色、ステージに立った天満さんの
飾らない茶目っ気のある人としての魅力、素晴らしかったです。


40年前にKLMの飛行機をチャーターして137名の若者がヨーロッパに旅立ったのが
このグローバルという会社の誕生だったそうです。
その一回目の旅行に参加した若者の中に一つのカップルが誕生し、
そこに女の子が生まれ その子がイタリアで声楽を勉強し、
その日のガラコンサートで美声を披露してくれました。
なんだかその話しにえらく感動しました。
たぶん会社自体に 単に利益を追求するだけではないなにか暖かい精神が
あるのではないかと思いました。
サントリーホールをお客様でいっぱいにする魅力があるのでしょう!


なかなか心温まる音楽界でした。


その日の夜中 BS2で迷宮美術館という番組があったのですが、
そこに33年前の私の母が1秒ほど映りました。
モナリザが来たとき NHKにインタビューされたものでした。
あの凄い列に並んでも観にいった、そのエネルギーに改めて驚き、
その後何度もパリで見ることになったのですが、
どういう想いでその展覧会を観にいったのか 聞いてみたくなりました。


スーパーエキセントリックシアターサントリーホールの音楽会で
世界をめぐり、映像で過去を旅し、芸術の秋?!って感じでしょうか。